いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

未来予想図

先日適性試験を受けた企業からお祈りメールが来た。初めてのお祈りメールに僕の心は妙に心躍っている。でもやっぱり悲しい。適性試験なんて名前が書けるかどうかしか見られないと思ったら、がっつりちゃんと試験を受けさせられてびっくりした。
驚いた。
アルファベットの並びの法則性を見出して次に来る文字を当てるやつは最初の三問くらいしか出来なかったけどなんだかんだ受かる自信しかなかったのに落ちた。
まじか。
でも僕がその会社で働くという可能性の一つが潰れたことは悲しいけど、たぶん仕方がないことなんだと思う。試験を舐めていた僕が悪かったともいえるし、試験だけで僕という偉大な才能を見逃してしまった企業が悪いともいえるし、そのどちらでもなく、ただ運や相性や巡り合わせが僕たちを引き裂いたともいえるし、ほんとのところは誰にもわからない。可能性が潰れるときの音ははっきり聞こえるのに、それがどこから聞こえてきているのかはさっぱりわからない。色々な可能性が不明瞭な巡り合わせの先の巡り合わせで僕たちの前に提示された細い道を僕たちはただ歩いていくしかない。僕たちはそれを自分で選んだ道だと勘違いして歩いていくか、もしくはほんとに僕たちが選んでいるのにこんな道、選ばされているだけだよなんて嘯いて歩いていくか、とにかく正解はないし間違いもないんだと思う。僕はこれから先、何度も祈られるし、僕もまた祈る。ご縁がありますように、と、僕も企業も祈る。結局僕たちに出来ることはそれしかないし、そういう意味では僕たちは仲間だし、たぶんほんとはもっと上手く仲良くやっていけるはずなんだと思う。だから明日も僕は普通に説明会に行くし、もっとみんなのことを知りたいと思う。説明会に行くたびに僕は色々な未来を思い描いて、心躍る。
おわり。

異郷の友人

今日の記事は今までのものとは少し気色の違うものになると思う。

なぜなら、これを書いているいとうくんは、いつもこのブログを書いているいとうくんではないからだ。

一般的にいとうくんは三人いると言われている。現実の世界を生きて、一生懸命就活をしているいとうくんと、Twitterやってるいとうくんと、このブログを書いているいとうくんだ。別に、どれがニセモノで、どれがホンモノとか、そういう話じゃなくて、どれも等しくホンモノのいとうくんであると思ってくれて構わない。人はすぐ僕たちを二元論で区別したがるけど、僕たちはそんな世界へのアンチテーゼとして生きているところはある。嘘だけど。二元論ってどういう意味なん?わかんねぇ。わからない言葉を雰囲気だけで使うことに慣れてしまった。

今、この記事を書いているのは現実を生きている、いとうくんだ。

僕たちの力関係を簡単に書いておこう。

基本的にはこの僕、現実を生きるいとうくんが一番強い。なぜなら、唯一、僕だけが、三人のいとうのなかで、肉体を持っているからだ。だから、僕たちの誰が何を語ろうと、それは僕の声としてみんなに届くと思うし、みんながいとうくんって言われて思い浮かべるのはこの僕の顔だと思う。インターネットが発展して言葉だけのコミュニケーションがすっかり馴染んでしまった昨今においても、やっぱり、言葉だけの存在は弱い。Twitterのいとうくんと、ブログのいとうくんに明確な力の差はない。ただ、年月の差でTwitterのいとうくんのほうが少しだけ立場的に上にいるような気はする。

僕たちは互いに互いを支え合っている。僕が普段感じた感覚や感触は球となって宙を飛ぶ。それはTwitterのいとうくんに丁寧にキャッチされ、言葉になる。Twitterのいとうくんが言葉に仕切れなかった球はブログのいとうくんが言葉にしてくれる。彼らが無造作に投げ込まれる球を丁寧に言葉にしてくれるおかげで、僕は厳しい現実を生きられている。僕はそんな僕たちに、僕の肉体と声を貸す。

そうやって、僕自身は何もしなくても、言葉は勝手に生まれるし、何かは伝わっていく。

馬鹿だった。

気がつくと、僕はすっかり言葉の出し方を忘れてしまっていた。僕は僕以外のいとうくんに頼りすぎた。

使わなければ、どんな力だって錆びる。

僕は、もっと、僕の力だけを使って、みんなに何かを伝える努力をするべきだった。

もう、遅いのか?

ペンを持って、簡単な文章を書こうとしても、腕がうまく動かせない。錆びたブランコのように、ギィギィ鳴きながら、よれよれの線だけがどこまでも広がっていく。

こうして、キーボードを打っている僕の指を動かしているのが、僕なのか、それとも、僕じゃない僕なのか、もう、それすら僕にはよくわからない。

僕がこれを書いているのか?

僕が言葉を編んでいるのか?

僕は一体何が言いたいんだ?

わからなかった。

もっと早く気がつくべきだった。

違和感を感じた夏。

僕が僕を連れてきた冬。

でも、もう、遅いのか。

やがて、滲んで幾重にも重なる世界を眺めているのが本当に僕なのか、それすらもわからなくなっていくのか……。

 

異郷の友人

異郷の友人

 

 

僕らにできて、したいこと

自分のことが大好きすぎて困る。自分のことが大好きすぎるあまり、記事のタイトルを曲名や歌詞からとってくることに何の抵抗もないし、適当な喫茶店で長時間本を読むことだってできる。何の根拠もなく、僕は僕のことを愛していられる。これが愛なんだと思えば、少しは納得できるけど、根拠のない感情は単純に少し不気味でもある。文章を書くコツは、如何に自分に酔えるかだってことに気づいたとき、僕は僕のことがますます大好きになってしまって、もう手遅れだなって思った。プレエントリーは3億社したのに説明会の予約は3社くらいしかしてない。1/100000000の確率で選ばれた企業のことを僕は、僕のことのように愛していけるだろうか。

でも花粉が飛んでるから家から出たくないよ、ホントのところは。

おわり。

ドアをノックするのは誰だ?

これまで、僕たちの想いはどうであれ、数々の傑作や、名作や、駄作や、快作や、怪作や、魔作盗作破作の創作たちがアニメ化、映画化、ドラマ化の帯をつけられ本屋に平積みにされてきました。僕たちは長い歴史の中で、有名俳優と有名作品を組み合わせて売れば内容がどうであれそれなりの収入になることを学んできたのです。

もちろん、全ての創作物がそうであるように、玉石混交、名作もあれば迷作もあるし、迷作にすらなれなかった作品もある。

それでも、全ての創作物がそうであるように、これからもそういった作品は創られ、売られ、忘れられていくのでしょう。

凄い時代だ。


僕はこの世界全ての創作物がアニメ化して映画化してドラマ化してほしいと思ってる。カップルのセックスの前戯に使ってくれて全然おっけー!!俳優や声優の宣伝に使ってくれて全然おっけー!!ていうか、足りない!もっとこい、ずる賢い大人!!こっちの鉱山にはまだまだ豊富な資源があるよ!!

でも、純真無垢な処女厨たちは、自分たちの大好きな作品がセックスの前戯に、広告に使われるのを嫌う。当然だと思う。僕も処女厨の端くれだ。その気持ちは痛いほどわかる。僕たちの青春をぶち壊したあの作品や、子どものころ宝物だったあの作品が、無作為に、無造作に扱われるのは我慢ならない。僕たちに同情して、そんなに好きじゃないけど、原作は読んでないアニメしか観てないけど、そもそもそんな作品知らないけど、ふざけるなと、心優しいインターネットの民も一緒になって不平不満を言ってくれると、安心する。今までどこに隠れてたんだってくらいの数の人々がまだ公開もされていない作品を駄作になる、失敗する、と決めつける勇気を持ったインターネットの波のなかに僕もいることに安心するし、その波の一員であることに誇りすらある。人々は一つになれるし、世界は平和になれるんだと感じるし、信じられる。


それでも、僕は全ての創作物にはアニメ化して映画化してドラマ化してほしいと思う。


まるで、ドアをノックするように


コンコン。

……ダメか。

コンコン。

……誰か。

コンコン。

……頼む。

コンコン。

……。

ガチャッ。

……はい。


ノックを続ければ、いつかは創作の女神がドアの向こうから、顔を覗かせることだって、あるから。


僕はもっとたくさんの、面白い物語が観たい。

原作の良さを最大限引き出す、お手本のような物語を観たい。

大胆なリメイクや、大幅な原作改変によって、まったく違う輝きを放つ物語を観たい。

それだけなんだ。

そのためには、上にいる人たちの姿勢はどうであれ、まずは創られる環境がないといけない。僕は、そういった環境がある程度は整っているこの時代に生きられることを嬉しく思うのだ。

もちろん、上手くいくことなんて稀だ。ほとんどの作品は石にもなれずに大きな川に放り込まれて、なすすべもなく底に沈んでいくだろう。


でも、ノックをする。

ノックをする腕を止めない。

だって、きっと、ノックを続ければ、いつかは……。


まあ、僕は鏡家サーガがアニメ化したらインターネット辞めますけどね。

砕けろ資本主義。


『クリスマス・テロル』って小説を読んだことがないんだったら、絶対に読まないほうがいいよ

今日は3月1日、ついにマイナビリクナビでエントリーが解禁されますね。されますっけ。されるんですよ。たぶん。

僕、いとうくんも早速333万社ほどエントリーしました。全ての企業の説明会に僕はいます。あなたは、あなたの隣に座っている彼が、いとうくんでないという確証を持てますか? 

 

さて、もう夏がやってきますね。

世界で一番短かった一年が終わりました。

 

おわり。


【MV】DOTAMA×ハハノシキュウ 『2012年にクリスマスが終わる』

13月

13月

 

 

流動体について

っていう曲名がふっと降ってきたので近いうちにウクレレ教室に行きます。愛のメッセージと祈りと光の話をはやくみんなに聞かせてあげたいですね。

木下古栗の新刊が出たのでみんな買ってください。

生成不純文学

生成不純文学

 

 

村上春樹の新刊も出たので誰か僕に買ってください。

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

 

もう終わった

\(^o^)/

 

ここずっと三日くらい頭が痛くてなんなんだろうってずっと考えていたけど全然わかんなくてついにどうでもよくなりました。昨日意味もなく家のまわりを二時間くらいウロウロ歩き回ったけど、やっぱり意味はなくて、完全に時間と体力を無駄にしただけでした。散歩が趣味とかほざいてるやつはまじで意味ないから辞めたほうがいい。僕と、もっと楽しいことをしよう。サッカーとか。

サッカーはホントに意味がある。意味しかない。サッカーやれば人生は豊かになる。中学時代、サッカー部に入ってた僕の人生はまじで輝いてた。夕暮れ、放課後を知らせる旋律、無我夢中で、ただ懸命にボールを追いかけていた僕らの青春……。

ところで僕は高校ではサッカーを辞めて、マルチメディア研究部(パソコンでなんかするやつ)に入って、飽きて半年くらいで行かなくなって、帰り道に古本屋をまわる青春を過ごしたけど、正直、そっちのほうがサッカーするよりもっと意味あったから、みんな! 急げ、ブックオフ

カイザー(kaiser) PVC サッカー ボール 4号 KW-140

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