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いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

未来予想図

先日適性試験を受けた企業からお祈りメールが来た。初めてのお祈りメールに僕の心は妙に心躍っている。でもやっぱり悲しい。適性試験なんて名前が書けるかどうかしか見られないと思ったら、がっつりちゃんと試験を受けさせられてびっくりした。
驚いた。
アルファベットの並びの法則性を見出して次に来る文字を当てるやつは最初の三問くらいしか出来なかったけどなんだかんだ受かる自信しかなかったのに落ちた。
まじか。
でも僕がその会社で働くという可能性の一つが潰れたことは悲しいけど、たぶん仕方がないことなんだと思う。試験を舐めていた僕が悪かったともいえるし、試験だけで僕という偉大な才能を見逃してしまった企業が悪いともいえるし、そのどちらでもなく、ただ運や相性や巡り合わせが僕たちを引き裂いたともいえるし、ほんとのところは誰にもわからない。可能性が潰れるときの音ははっきり聞こえるのに、それがどこから聞こえてきているのかはさっぱりわからない。色々な可能性が不明瞭な巡り合わせの先の巡り合わせで僕たちの前に提示された細い道を僕たちはただ歩いていくしかない。僕たちはそれを自分で選んだ道だと勘違いして歩いていくか、もしくはほんとに僕たちが選んでいるのにこんな道、選ばされているだけだよなんて嘯いて歩いていくか、とにかく正解はないし間違いもないんだと思う。僕はこれから先、何度も祈られるし、僕もまた祈る。ご縁がありますように、と、僕も企業も祈る。結局僕たちに出来ることはそれしかないし、そういう意味では僕たちは仲間だし、たぶんほんとはもっと上手く仲良くやっていけるはずなんだと思う。だから明日も僕は普通に説明会に行くし、もっとみんなのことを知りたいと思う。説明会に行くたびに僕は色々な未来を思い描いて、心躍る。
おわり。