いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

みんなといる

UFOキャッチャーで一生懸命緒方智絵里のフィギュアを狙って、落ちたとき、隣で見てた中国人が一緒に喜んでくれた。世界平和はここにある。つながる、みんなの輪。僕と、一緒に来てた友達と、色々教えてくれた店員さんと(申し訳ないことにその殆どを聞き流してしまっていたけど)、一緒に喜んでくれた中国人と。グルーヴ感あったね。でも、そんなみんなともいずれ別れる。グルーヴ感、は、すぐに消えてなくなる、すごく儚い。あとに残るのはどう考えても値段に釣り合わない安っぽいフィギュアだけ。世界平和の後にはなにも残らない。なにも残らないから、僕たちはまた争ってしまうんだね。先週から研修が終わってまた編集された僕の人間関係について想いを馳せる。新人の、なにもわからない僕に優しく色々と教えてくれるプロジェクトの人たち。でも、そこには研修であった、同期のみんなとの、激しいグルーヴ感、はない。そこにあるのはまた別のグルーヴ感だ。僕は考える。なんで僕たちは同じグルーヴ感を世界中のみんなで共有してその輪の中でニコニコ暮らしていけないんだろう?暮らし続けていけないんだろう?僕は考える、一人で。一人で考えている僕だけのグルーヴ感に包まれている僕。緒方智絵里とクローバーとか摘みに行きたいと思った。ハハノシキュウにお悩み相談出したからはやくお返事ください。

おわり。