いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

夢川ゆい、17歳、いつも夢見てた、駅前だけがやたら賑やかなどこまで自転車で走ってもゲオにしか古本が置いていない文化のないこの街を抜け出す夢

僕だけが文学だと信じていたあの頃に。キャラクターの皮を被ってこんなもの青春ですらないと嘆く今の僕から。
いつだって追うものは追われるものに勝るのだ。
お前はまだこの言葉を知らない。僕はお前の知らない言葉や思想や青春や愛や世界や哲学や煌めきや祈りを携えてお前を追う。永遠に僕は勝ちつづける。ああ全てが人並みにうまくいきますようにと祈りつづける。お前も祈りつづける。好きな作家のイベントいきますって仕事抜けてきたよ。やった〜。愛。真っ白と黒のゲルニカにたくさん色を塗れたら。たくさん色を見たいから。いつだって僕は怖いよ。本当は行きたくなんかないところに今日も僕は行く。僕を探してる。