いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

築地たのし〜〜〜〜〜まじでそうさ。

マックのポテトが全部150円だったので朝ごはん代わりに食して、さて、どうしよ。どうしたい?とりあえず中野でも行くか、と駅のホームで電車を待っていたら、突如、”築地”という言葉を受信。気がついたら築地駅のホームにいました。海鮮丼食う。「先輩先輩、築地本願寺ってなんでしょう」電車を降りて、はしゃぎ気味の同行者いちごちゃんがまず見つけたのは『出口1 築地本願寺』という黄色い看板。「わからない……築地にお寺があるということなのでは……?」「え、築地に魚以外の観光地が……?」僕たちは揃いも揃ってまったくの無知なのだ。僕なんかは、築地ってのは駅を出るとあたり一面に海海海人人人魚魚魚市市市が広がっているものだとばかり思ってるので、海の上にお寺が建ってる神秘的なイメージしか浮かばないよ。「まま、先輩。とりあえず外に出てみましょう。外に出れば答えは自ずと出てくるはずです」まったくそのとおりなのでいちごちゃんに手を引かれるように外に。

あっっっっっっっっっっつ。

暑い。暑い、というか、もう、なんか、痛い。日差し、容赦ない。しかも、全然海海海人人人魚魚魚市市市じゃない。目の前はでっかい道路だし、魚の臭いも全然しない。完全に騙された。「完全に騙された……」「いや、先輩。グーグルマップによれば少し歩いた先が築地市場みたいですよ。あと、道中に築地本願寺もあります」というわけで僕たちはこの鬼暑のなか歩いたよね。とほほ。

築地本願寺ってのは駅から少し歩いたらすぐ見つかって、これは本当に大きかった。どれくらい大きいかというと、見つけた瞬間「えーーーーーでっかーーーい!!!!!」と思わず叫んでしまうくらい大きかったし、いつも平静ないちごちゃんが呆然としてしまうくらいには大きかったです。しかも外観全然お寺って感じではなく、なんとなく、イメージはインドかエジプトって感じで多分この暑さの原因はこの建物だと思った。そんなものが、綺麗な青空の下、デーンと構えているのだから、当然、僕の身体はそわそわして、「どうしよういちごちゃん。僕は今、無性にあの建物のなかに入ってみたいんだが」「異論はないです」というわけで僕たちは段違いのスケールの建物のなかへと向かったよね。わくわく。

f:id:ito_67890:20180826213128j:plain

建物のなかに入ってまず最初に思ったのは涼しい〜でした。涼しかった。天国。椅子がずら〜〜〜〜っと並んでいて、本当にお寺だったんだ、と思った。とりあえず真ん中くらいのとこに座る。僕は知らないお寺で座ってぼーっとするのが好きなのだ。いちごちゃんも呆けた顔で天井をぼーっと眺めてる。僕も同じようにした。ひそひそ聞こえてくる他人の話し声とか、そういうのが適度なボリューム感で心地よいよね。涼しいし。人はなぜ炎天下のなか、わざわざ出歩かなくてはいけないのか。不思議になってきたよ。ここで暮らしたいよ……。なんて考えながら、30分くらいボーッとしてたら、急にいちごちゃんが「先輩。そろそろいかないと、よくわかんないですけど、海鮮丼とかにはランチタイムとかあるのでは」「急ごう」僕たちは立ち上がって出口へ向かった。でも、本当はあと3時間くらい座ってたかったよね。しょぼぼん。

築地市場ってのはまさしく僕たちがイメージしていた築地市場で、いちごちゃんなんかは店の前に晒されてる魚の死体を撮影したりして楽しそう。僕もさっそく、露店で売ってる生牡蠣を食す。うま〜〜〜〜。満足感に浸っていると、魚の死体の撮影を終えたいちごちゃんが「この炎天下のなか、氷漬けされてるとはいえよくそんなもの食えますね……」と云ってきたので絶対あとで殺すと誓ったよね。

f:id:ito_67890:20180826213200j:plain

f:id:ito_67890:20180826213209j:plain

てなわけで、暑さもいよいよやばいところまで来ていたので、僕たちは本来の目的である海鮮丼探しに向かうんだけど、これがかなり難航した。どこを見ても海鮮丼海鮮丼海鮮丼海鮮丼海鮮丼なのだ。「いちごちゃん、正解がわからん」「どれも一緒なんじゃないですか」といちごちゃんは云うが、よくよく観察すると、同じ海鮮丼の店でも、ちらほら行列ができている店があって、ああいうのはグーグルで検索したら真っ先に出てくる店なのかな、とかそういうのがわかってしまうのでなかなか決めきれない。しかし、流石にこの炎天下の中行列に並ぶ元気などない。ないです。かと云って適当なお店にえいやっと入ってしまうのもどうなんだろう。わからん。どうしよう、と途方に暮れてとぼとぼ歩いていたら強引なおじちゃんのキャッチに捕まっていつの間にか席に座ってたよね。助かった。いちごちゃんは本日のおすすめのやつを、僕はいくら丼を食べたよ。美味しかったよ。築地さいこ〜〜〜〜って思ったよ。 

f:id:ito_67890:20180826213320j:plain

そのあと無茶ですよ先輩と云ういちごちゃんの制止を振りほどき海に向かおうとするもあまりの暑さに結局断念。銀座のウィンズに行ったらいつの間にかいちごちゃんはいなくなっていて、札幌9Rハズレ。札幌10Rは予想するものの配当が低そうだったのでスルー。3連複あたってたが1000円くらいだったのでどうでもいい。札幌11Rハズレ。選んだ馬が一頭も馬券内にいない。まさかここまで綺麗に外れるとは思ってなかったのでびっくりする。結局中野でアイスクリーム食べて帰る。そういう一日でした。