いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

ゴールデンウィーク備忘録③

20日目

 滅入る。目がさめると大阪にいる。身体の節々が痛い。大阪に住んでいる弟の家に駆け込む。足を伸ばして改めて眠った。

 11時頃、梅田ブルク7に。久しぶりの梅田ブルク7は感慨深い、と思ったけど映画館なんてどこも同じような感じでそこまで感情の起伏はなかった。アレク回で泣いてしまう。

 お昼は駅前ビルで家系ラーメン。美味しい。それからMARUZENジュンク堂へ。特に欲しいものはないけど、棚の配置は全く変わっていなくて安心。それから天満の方へ歩く。久しぶりのジグソーハウス。深堀骨『アマチャ・ズルチャ』が1500円で売ってる。悩んだ末、購入。ジグソーハウスは本を入れるボックスを無償で譲ってもらったり、東京に引っ越すとき本をいくつか買い取ってもらったりお世話になったお店なので名残惜しいけど、いつまでもいるわけにもいかないので店を後に。

 夜中の淀屋橋をウロウロ散歩する。ずっと歩いていられる気がした。


21日目

 滅入る。大阪二日目。さて、なにをしようか。とりあえず京阪くずは駅へ。なんもねぇ~。去年の秋に帰ったときはアディダスショップのウィンドウ一面に5lackの写真が貼ってあって結構興奮したけど、もうシーズンも変わって今は別の写真に貼り変わっていた。なんとなく、そのまま京阪で京橋に。大阪城へ行く。柴崎友香の小説を読んで、意味なくこの辺をウロウロ散歩した思い出が蘇る。懐かしい。

 そのまま大川のほうへ。ジュンク堂天満橋店へ。なんだか本屋に行ってばかりだ。ここのジュンク堂は大阪に来てはじめて行ったジュンク堂で、ミステリコーナーの充実ぶりにただただとにかく感動していた覚えがある。当時は東京創元社の棚が二列以上あるだけで感動できたものど。たしか、ここでは古野まほろの単行本を2冊買った覚えがある。

 谷町四丁目まで歩く。そこから地下鉄を乗り継いでなんばへ。ジュンク堂千日前店が残っていないのがさみしい。外国文学の棚に移動するハシゴがあってかっこよかったのにな~。道頓堀、アメ村などをウロウロして、最後は御堂筋を散歩。結局また梅田まで来てしまった。


22日目

 滅入る。大阪三日目。今日は京都に。と、いっても京都は正直あんまり思い出がないんだよね。カラオケで夜を明かしてみんなでカチコチの身体引きずってマクドに行った記憶があるくらいか。思い出してみると結構懐かしいな。あと河原町のあたりはちょこちょこ散歩してたのでぶらぶらするだけでここもそれなりに懐かしい気持ちになれる。あ、そうそう。ジュンク堂京都店は関西に住んでいたときからなんだかアウェイ感があっていつも入店時はドキドキしていたんだ。今回もドキドキしながら入店。店内おぼろげな記憶しかないのでなんともいえない。

 夜になってから鴨川沿いを歩く。残念ながら殺人鬼と遭遇ならず。やっぱり京都の大学生じゃないとダメなのか。


23日目

 滅入る。梅田ブルク7。僕はこの映画について語る言葉を持たない。


24日目

 滅入る。東京のベッドだ。ヒプノシスマイクから着信が何十件も入っていた。かけ直してみると通話中。まあ用事があるならまたかけてくるかと思い放置。

 なんとなく、コインランドリーって使ったことないなと思い、近所のお洒落なコインランドリーに旅で出た洗濯物を持って行ってみる。うわ、高い!でも洗濯物を乾燥機にかけてくれるのは便利……と思ったらお気に入りのTシャツ少し縮んでないか?もう二度と利用しない。

 ゴールデンウィークで夜更かしできる最後の日なので、夜は高円寺へ。いつものお店でお酒を呑んで帰る。年々お酒弱くなってるから、今日は飲み過ぎないようにセーブできた。


25日目

 滅入る。本当に滅入る。今日で長かったゴールデンウィークも終わりか……。最終日は細々とした現実世界の手続きを片付けるだけで終わりそう……。あー、仕事したくないなぁ……