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いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

わたしの場所の複数

すっかりお金がなくなってしまった。度重なる交通費や食費や娯楽費に僕の財布の中身はすっかりすっからかんのすってんてんだ。明日もまたお金がなくなっていくんだなって思うとだんだん悲しい気持ちになってくる。お金を使うのは大好きだけど、お金がなくなっていくのは大嫌い。宝くじで百億円くらい当たるか、1日のすべての欲望をうまい棒とかで処理できるようになるしかない。真面目な頭で一週間くらい考え込んでたけど、どうやらどっちも無理っぽかった。でも、今欲しいものなんて、KindlepaperWhiteくらいしかないよ……。最近はいずれこの部屋を出ていくときに、本棚の本とかどうすればいいんだろってそのことばかり考えてしまう。全部自炊とかして電子化するのすらめんどいくらい僕の部屋には本がたくさんあって、たぶん国会図書館にも負けない蔵書量だと自負してる。めんどいから全部燃やそうかなって思う。ずっと昔、高校生くらいの僕は処女厨で、本とかちゃんと手元に物としてないとあかんでしょwって思想の持ち主だったけど、大学生になって、蔵書が増えるたびになんだかそういう気持ちが薄れて、どうでもよくなってきた。もう今の僕には、どれが大事な本で、どれがそうでないかの区別すらつかない……。高校生の頃よくやっていた、本棚の本の並べ方を色々弄ったりする遊びもすっかりやらなくなってしまった。今じゃどこになんの本があるのかもわからない。もうなんだかそんな気分だから本なんていらないのに、本屋に行くと惰性で本を買うから本屋に行くのがすっかり怖くなってしまった。どうせ読まないのに……。KindlepaperWhiteが欲しい。誰か、電子書籍デビューしたけどやっぱ自分、処女厨でしたわ、って人がいたら譲ってほしい。ずっと、重い本を持って、親指で紙の端を抑えて、たまにページをめくるって動作がストレスでしかなかった。はやく解き放たれたい。頼む。