いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

毎回いいタイトルが思い浮かばなくて困る

今日は佐藤聡美の「ミライナイト」聴いて懐かしくて一日中泣いてました。たしかこれがEDだった生徒会役員共の二期やってたのがちょうど何もなかった高校卒業したあとの春休みで、なんか、何もない時間ってすごい印象に残るし、大切に感じる。

この曲、歌詞がいいですよね。宇宙規模のシグナルを徹夜で解き明かした答えは歌が好き一番大事なこと、ってやつ。

あれこれ悩んだりした末に出た純粋でシンプルな答えって、めちゃくちゃ尊くて、かなり説得力があるんですよね。悟りの境地っていうか、それに似た凄みを感じる。

同じような凄みのあるものに、例えば舞城王太郎のデビュー作『煙か土か食い物』があって、これの物語の大詰めでお父さんの丸雄が兄弟に向かって叫ぶセリフはなかなか凄みがあります。舞城王太郎の作品ってメッセージだけで見るとかなり単純で、純粋だからすごい。

あと最近聴いたものだと、ZORNの「My life」に凄みを感じました。洗濯物干すのもヒップホップって、これだけ聞くと?って感じですけど、一曲通して聞くとこれほど純粋で力強い言葉ってない。

こういう凄みって大事にしたい。よく、なんか、悟って、達観してる人って、何も信じてないみたいに捉えられがちな感じあるし、実際そういう悟りの種類もあるのかもしれないけど、でも、同じ悟りなら、僕は何か一つを強く信じられる強さを選びたいです。本当に。次の記事ではこの前買ったKindleを使ってみた感想を書きます。

おわり。