タイトルなし
感想。『青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン! 』古本屋であまりに買うものがないので映画のことはなにも知らないのに買って読みました。青山真治が「中原昌也の小説を良いっていってるやつは馬鹿、ゴミクズ」みたいなことを言っていて感動しました(そこまでひどいことは言ってなかったかもしれません)『フリースタイルダンジョン5th season Rec 3-3』面白い。「Good Vibes Only feat. JP THE WAVY,
明日もお休みなので明日は今日よりも素晴らしい日になるでしょう。永遠に良くなり続ける、生活。例えば空洞に祈り続けることしかできないとしても--。まあよくある話ですね。明日こそ『枯木灘』を読みたいです。
今週のいとうくんも頑張った、ゆっくりおやすみ、樹の下で
感想。『ゆっくりおやすみ、樹の下で』高橋源一郎の小説は年々難しくなってて難しいです。この小説の語り口が成功しているのか、失敗しているのか、いとうくんには判断つきません。評価不能。『あやめとあまね』面白い。『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』サリンジャーについてあれこれ語ることが間違ってるんだ。『ルームロンダリング』つまんなかった。主演の女の人のおっぱいが揺れる動画をYouTubeで見て感動したので面白いかと思ったけどそうでもなかったです。悲しい。幽霊の僕から言わせてもらえれば、「人間は嘘をつくし信用できない。だったら幽霊といるほうがまし」という認識がそもそも間違っている。幽霊だって嘘をつくし、人を憎むし、人を愛すし、そこらへんの人と何も変わらないのだ。幽霊をCMかなんかに出てくる動物かなにかと勘違いしていないか?古川日出男読みたい。『ハハノシキュウ独演会立会い出産 第三子〜一人MC BATTLE 30人組手の会〜』感動しました。言葉って、その場で生まれて、その場にいる人たちで共有して、楽しいですね……。ハハノシキュウに出したお悩み相談がちゃんと返ってきてて嬉しかったです。『いま集合的無意識を、』あんまり読んだことない作家の、微妙な(?)ラインの小説から読み始めて失敗するケースの多いいとうくんですが、楽しく読めました。楽しい気持ちで本を読めば、自ずと楽しい結果が待っているんですね。でも後半の内容は隣で女子大生たちが愛について語り合っていたせいであんまり頭に入ってこなかったです。伊藤計劃がいたのはわかった。『生きてるだけで、愛』映画館に行ったとき予告が流れてて、読んだことあるようなないような気がしたので買って読んでみたら昔にもう読んでてびっくりしました。本谷有希子さんの小説は、町田康さんなどと同じで、壮絶なエネルギーで凄みのある笑いの小説を書かれているという認識なので、シリアスな雰囲気の映画にだけはしてほしくないですね。でも、どん底の笑いって、そういう人にしか作れない笑いなので、なかなか難しいとは思うので、無理だったらシリアスで胸が引き裂かれるような映画にしてもいいです。無理はよくないので。
さて、また明日から社会が始まっちゃうね。オジュウチョウサンは平地で勝って、プリチャンの筐体は新しい感じになって、いとうくんはそれでも働くのでしょう。何事もなかったかのように。今週のプリチャンまだ観てないけど眠くなっちゃったのでもう寝ます。本当はもう僕はすやすやとベッドのなかで眠っていて、楽しい夢のなかでこのブログも書いているような気すらするよ。疲れちゃってるんだ、僕も。
おわり。
いとうくんの人生・相談
どうも、プリチャンアイドルのいとうくんです。つながるフォロワーの輪。フォロチケボードのフォロチケをせっせと集めるだけで誰とも繋がれてる気がしませんけど気にしません。いつだっていとうくんは一人だ。一人で戦ってきた。最近またいとうくんvs世界の感じが出てきてワクワクします。いとうくんに投げかけられるありがたい助言や予言や証言を尽く嘲り笑う日々。人間ごときがいとうくんになにか言ってこないでもらえますか?無敵状態なので先月は本を11冊読みました。たくさん読んだねと言ってくる人間にはそれくらいも読めない人はしゃべんないでもらえますか^^と言い、それくらいで粋がるなと言ってくる人間には読書は量じゃなくて質だよ^^;と言います。そんないとうくんも最近は降り注ぐ虚無に押しつぶされそうです。本当の敵は世界なんかじゃなく、いとうくん自身だったのだ。誰かいとうくんを助けてください。アドバイス待ってます。
おわり。
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』のリンクでも貼ろうと思ったんですけどなんかうまく貼れなかったのでもういいです。やれやれ。
競馬、飽きた
みんなといる
UFOキャッチャーで一生懸命緒方智絵里のフィギュアを狙って、落ちたとき、隣で見てた中国人が一緒に喜んでくれた。世界平和はここにある。つながる、みんなの輪。僕と、一緒に来てた友達と、色々教えてくれた店員さんと(申し訳ないことにその殆どを聞き流してしまっていたけど)、一緒に喜んでくれた中国人と。グルーヴ感あったね。でも、そんなみんなともいずれ別れる。グルーヴ感、は、すぐに消えてなくなる、すごく儚い。あとに残るのはどう考えても値段に釣り合わない安っぽいフィギュアだけ。世界平和の後にはなにも残らない。なにも残らないから、僕たちはまた争ってしまうんだね。先週から研修が終わってまた編集された僕の人間関係について想いを馳せる。新人の、なにもわからない僕に優しく色々と教えてくれるプロジェクトの人たち。でも、そこには研修であった、同期のみんなとの、激しいグルーヴ感、はない。そこにあるのはまた別のグルーヴ感だ。僕は考える。なんで僕たちは同じグルーヴ感を世界中のみんなで共有してその輪の中でニコニコ暮らしていけないんだろう?暮らし続けていけないんだろう?僕は考える、一人で。一人で考えている僕だけのグルーヴ感に包まれている僕。緒方智絵里とクローバーとか摘みに行きたいと思った。ハハノシキュウにお悩み相談出したからはやくお返事ください。
おわり。
大変だね
どうも、研修が終わってついに本当に社会人へと成ってしまうのか!?いとうくんです。研修が終わってしまうので寂しくなって同期の気に入ってる女の子に対してかまってオーラを出しまくってたら逆になんか距離を置かれてしまいました。とほほ。人付き合いって難しいですね。さて、部署内に出回っているいとうくんの自己紹介シートの趣味の欄に読書とあるのに今月に入って一冊も本を読んでいないことに気づきこのままでは趣味の欄が詐称になってしまうのではと怖くなって本を読みました。山内マリコさんの『選んだ孤独はよい孤独』です。帯に「女のリアル」の最高の描き手・山内マリコが「男のリアル」をすくいあげた新たなる傑作!とあって惹かれて買ったやつです。短編集だったので3秒くらいで読めました。感想は……当たり前だけどみんな大変だなぁ、と思いました。あまりにも当たり前すぎてもうその言葉からはなんの意味も汲み上げることもできなくなってしまったけれど、性別とか、年齢とか、学歴とか、生まれとか、そういうの関係なく、みんな大変なのです。そして、小説の役割はみんなが大変だということをたった一つの生しか生きることのできない僕たちに、伝えることにあります。みんな大変だということを、みんなが語ることで、僕たちに伝わるのです。ありがとう小説。ありがとう物語。ありがとう、すべての書き手に――。
おわり。
僕たちは若く、まだ若く、そして若い
今年のダービーが終わりましたね。何週間も前から、何を買うかなんてとっくに決まっていた。ダノンプレミアムの単勝。それとおまけ程度に3連複。なんの疑念も不安も問題も感じていなかったと言えば嘘になる。怪我による休養明け。皐月賞を通過していないし、前走から距離だって延長している。でも、それ以上に期待が大きかった。期待?レース開始のファンファーレが鳴ったとき、僕は馬券を握りしめながら、何を応援していたんだろう?ライブ会場で可愛くもないアイドルを応援する人たちを見て、結局性欲だと嘲笑う人が一定数いることを僕は知っている。競馬場で周りの目も気にせず声を張り上げる人たちを見て、結局お金だと憐れむ人が一定数いることも、僕は知っている。ダービーの着順を見るたびに喉の奥がひりつく。僕がダノンプレミアムの競走実績に見ていたものは、性欲やお金よりももっと不純で薄汚れたものだった。キーくんもてめぇじゃ走んないで賭けた馬は負けって言ってる。来週の安田記念はボックスで買います。
おわり。