いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

タイトルなし

感想。ずっと身体が重くてまったく何もする気にならず本も一冊も読めず仕事も半分寝てるような状が続いていて何度か注意されても知らんが……という気持ちでしたので中国の方がやっているマッサージ屋さんに行ってみたら思いの外気持ちよくて身体もスッキリしました。わーい。悩み、解決!現実に生きているとあらゆる問題は現実的な手段で解決することができますね。すごい。今週はフィリップ・K・ディックを読もうと『まだ人間じゃない』を残しているのですがちょっと来週にします。『枯木灘』は一ページも進んでいません。生きてる時間はyoutubeでtyosinが動いてるところを観てかっこいい〜ってなってました。来週リリパあるらしいので行きたいところです。あとは……特になし!案外何も書くようなことがないような日々のほうが幸せだったりするので、今週は90点とさせていただきます。

おわり。


[M/V] SKOLOR & Roof Top - TMDC(Feat.TYOSiN, Coogie, YUNGYU)

ネタバレしてるので読まない人だけ読んでください

どうも、トッププリチャンアイドルのいとうくんです。元気です。この前同期にあったときに「いとうくんお仕事疲れちゃったな^^;」とこぼしたけどあんまり真に受け取ってもらえませんでした。なんでだ。いとうくんお仕事疲れちゃったな^^;この気持ちをみんなにきちんと伝えるべく『虚空の目』を読みました。面白い。いとうくんも今度みんなで原子力発電所とか行ってこようかと思います。待っててくれみんな、いとうくんがパーペキな世界を作っておくから。

カリフォルニア州に建造された巨大な陽子ビーム偏向装置が突如暴走事故を起こし、八人の男女がまきぞえとなった。その一人、ジャック・ハミルトンは、ほどなく病院で意識を取り戻す。身体には何の異状もなかった。だが、そこは彼が知っている現実世界とは違った、奇怪な宗教に支配される世界だったのだ。八人はもとの世界に帰る方法を探り始めるが…。高名な傑作初期長編。 

最初の世界で主人公とクイズバトルをすることになった職員の人が祈りの力で主人公の口を封じたり天使に答えを教えてもらうところなんかは少年漫画みたいでワクワクしますね。ネタ自体はいまではもうあまり珍しくもなくなってしまった、人の精神のなかの世界のお話なのですが、想像力豊かな展開やギミックは色褪せることなくキラキラ輝いてますね。いいですね。羨ましいです。いろいろな世界を駆け巡るのもいいですね。とくに、前半ではじっくりと異世界の異の部分に読者を浸しておいて、後半はぐるぐる世界がめくるめくスピード感にはしびれます。緩急の付け方って大事なんですね。素晴らしい小説なのではないでしょうか。おかしいな。全然書くことが浮かんでこないですね。実はそんなに面白くなかったのかもしれないです。あとは解説者の人が熱心にお話されていてその熱心ぶりにまだここは小説の続きなんじゃないかと怖くなりました。とくに、ここは抱腹絶倒のシーンで、と丁寧に笑いのポイントを解説されているところなんかはあまりにもいとうくんの世界の倫理とはかけ離れていて怖かったです。やっぱり解説なんて読むもんじゃないですね。なんかそんな適当な言葉しか出てこないです。いとうくんほんとに疲れちゃってるのかも^^;

おわり。

虚空の眼 (サンリオSF文庫)

虚空の眼 (サンリオSF文庫)

 

 

タイトルなし

感想。『青山真治阿部和重中原昌也シネコン! 』古本屋であまりに買うものがないので映画のことはなにも知らないのに買って読みました。青山真治が「中原昌也の小説を良いっていってるやつは馬鹿、ゴミクズ」みたいなことを言っていて感動しました(そこまでひどいことは言ってなかったかもしれません)『フリースタイルダンジョン5th season Rec 3-3』面白い。「Good Vibes Only feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHISALUがハイアンドローに出るらしいのでどんなもんかと聴いてみたらよかったです。僕が創作に求めるものは三つ。第一にポップであること。第二にポップであること。第三にポップであること。『極西文学論―West way to the world』本棚に買った覚えのない本があって、サンタさんからの贈り物かもしれないので読んでみました。まったくひどい。ここで挙げられている作家がなぜ挙げられているのかすら不明瞭。好きな作家の好きな本を自分の好きなように解釈して大きく語ってるようにすら思えちゃいますよ。いとうくんはあまりのつまらなさに三ページくらい飛ばしながら読んでたのであんまり偉そうなこと言えないですけど、読者にそうさせてしまう責任は作者にあるのでいとうくんは悪くないです。いとうくんにこれ以上ジェノサイドさせないでくれ、サンタさん。『キラッとプリ☆チャン 第14話「ファンだって盛りあがってみた!」』感動した……。いろんな人がいてわちゃわちゃする展開は好きなので良かったです。緑川さらさんのエピソードとしては掘り下げが足りない気はしますが、メルティックスターにはまだ見ぬ三人目がおり今回のものはジャブなので大丈夫です。楽しみにしておいてください。『読書の極意と掟』紹介されているリストのなかに知ってる作家が一人もいなくてびっくりしました。川端康成って誰なんだ……。青春。『恋まぐわい』微妙。『キラッとプリ☆チャン 第15話「りんか、やってみた!」』青葉りんかさん……。「りんかの住む家」ってテロップが出るところが一番感動しました。罪の意識に苛まれることなんかないよ、好きにやんな、なによりもまず僕たちの人生なのである。ほかは忘れた。

明日もお休みなので明日は今日よりも素晴らしい日になるでしょう。永遠に良くなり続ける、生活。例えば空洞に祈り続けることしかできないとしても--。まあよくある話ですね。明日こそ『枯木灘』を読みたいです。

今週のいとうくんも頑張った、ゆっくりおやすみ、樹の下で

感想。『ゆっくりおやすみ、樹の下で』高橋源一郎の小説は年々難しくなってて難しいです。この小説の語り口が成功しているのか、失敗しているのか、いとうくんには判断つきません。評価不能。『あやめとあまね』面白い。『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年サリンジャーについてあれこれ語ることが間違ってるんだ。『ルームロンダリング』つまんなかった。主演の女の人のおっぱいが揺れる動画をYouTubeで見て感動したので面白いかと思ったけどそうでもなかったです。悲しい。幽霊の僕から言わせてもらえれば、「人間は嘘をつくし信用できない。だったら幽霊といるほうがまし」という認識がそもそも間違っている。幽霊だって嘘をつくし、人を憎むし、人を愛すし、そこらへんの人と何も変わらないのだ。幽霊をCMかなんかに出てくる動物かなにかと勘違いしていないか?古川日出男読みたい。『ハハノシキュウ独演会立会い出産 第三子〜一人MC BATTLE 30人組手の会〜』感動しました。言葉って、その場で生まれて、その場にいる人たちで共有して、楽しいですね……。ハハノシキュウに出したお悩み相談がちゃんと返ってきてて嬉しかったです。『いま集合的無意識を、』あんまり読んだことない作家の、微妙な(?)ラインの小説から読み始めて失敗するケースの多いいとうくんですが、楽しく読めました。楽しい気持ちで本を読めば、自ずと楽しい結果が待っているんですね。でも後半の内容は隣で女子大生たちが愛について語り合っていたせいであんまり頭に入ってこなかったです。伊藤計劃がいたのはわかった。『生きてるだけで、愛』映画館に行ったとき予告が流れてて、読んだことあるようなないような気がしたので買って読んでみたら昔にもう読んでてびっくりしました。本谷有希子さんの小説は、町田康さんなどと同じで、壮絶なエネルギーで凄みのある笑いの小説を書かれているという認識なので、シリアスな雰囲気の映画にだけはしてほしくないですね。でも、どん底の笑いって、そういう人にしか作れない笑いなので、なかなか難しいとは思うので、無理だったらシリアスで胸が引き裂かれるような映画にしてもいいです。無理はよくないので。

さて、また明日から社会が始まっちゃうね。オジュウチョウサンは平地で勝って、プリチャンの筐体は新しい感じになって、いとうくんはそれでも働くのでしょう。何事もなかったかのように。今週のプリチャンまだ観てないけど眠くなっちゃったのでもう寝ます。本当はもう僕はすやすやとベッドのなかで眠っていて、楽しい夢のなかでこのブログも書いているような気すらするよ。疲れちゃってるんだ、僕も。

おわり。

いとうくんの人生・相談

どうも、プリチャンアイドルのいとうくんです。つながるフォロワーの輪。フォロチケボードのフォロチケをせっせと集めるだけで誰とも繋がれてる気がしませんけど気にしません。いつだっていとうくんは一人だ。一人で戦ってきた。最近またいとうくんvs世界の感じが出てきてワクワクします。いとうくんに投げかけられるありがたい助言や予言や証言を尽く嘲り笑う日々。人間ごときがいとうくんになにか言ってこないでもらえますか?無敵状態なので先月は本を11冊読みました。たくさん読んだねと言ってくる人間にはそれくらいも読めない人はしゃべんないでもらえますか^^と言い、それくらいで粋がるなと言ってくる人間には読書は量じゃなくて質だよ^^;と言います。そんないとうくんも最近は降り注ぐ虚無に押しつぶされそうです。本当の敵は世界なんかじゃなく、いとうくん自身だったのだ。誰かいとうくんを助けてください。アドバイス待ってます。

おわり。

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』のリンクでも貼ろうと思ったんですけどなんかうまく貼れなかったのでもういいです。やれやれ。

 

競馬、飽きた

どうも、サトノクラウンです。みなさん、宝塚記念、お疲れ様でした。悲願の優勝を果たしたミッキーロケット、おめでとうございます、朽ち果てろ。死力を尽くしたものの惜しくも勝つことの出来なかった他の馬の骨ども、ザマアミロ。そして、なにより僕に賭けてくれたみなさん、ご愁傷様。これは僕なりのテロリズムだ。いや、八つ当たりといった方が正しいのかもしれない。
競馬、飽きた。
いや、正しく表現すれば、拗ねていると言うべきなのかもしれない。僕は無意識のうちに僕のこのひねくれた根性を美しく表現しようとする癖がある。まあ、でも、そこまで含めての、この僕、サトノクラウンという馬なのだから勘弁してほしい。6歳の僕の人格はもう形成されしきってしまっている。今更どうしようもないんだな、こればっかりは。
僕のテロリズムを決定づけたのは忘れもしない、去年秋の天皇賞だ。
僕は本物を目にした。
いくら走っても走っても追いつかない。縮まらない。道悪のなか、壮絶な競り合いを制したのは僕じゃなかった。いや、ここでも僕は表現を間違えている。あれを競り合いと呼ぶべきじゃない。あれは、あれは一方的な競馬だった。追いつけない、と思った。永遠に。
僕は本物を目にした。間近で、すぐそこを走る姿は、今でも脳裏に焼き付いて離れない。
いや、それだけならいいんだ。それだけなら、まだやれる。そりゃ、僕が一番じゃないなんて、本物じゃないなんて、ショックだけど、でも、僕だってもう夢見るだけの年頃じゃない。自分の立ち位置ってのを高く設定して自滅するようなアホじゃない。
本物とやって、負けた。でも、それは一つの結果だ。一度負けて、それで拗ねて走らなくなってしまうほど、僕は子供じゃない。
決定的なのはその後にやってきた。
あろうことか、僕と、本物との競馬は、あらゆる人の心を打ってしまった。感動した、との声。その年一番のレースだ、との声。
僕の全盛期のレース、との声。
想像してほしい。
全盛期として語り継がれるレースが、負け試合という事実を。
永遠に2着として語り継がれる運命を。
道化役うますぎて助演男優賞受賞しそうな。
あまりにおかしくてずっと笑っていたら次のジャパンカップでは掲示板にすら入れなかった。それどころか、2桁の着順。
やる気を失ったね。
さようなら、僕の競馬人生。
お疲れ様でした。もう、走れません。
今の僕には、走る意義も意味も意思も義理もない。終わり。
それでも、それなのに、僕に期待の眼差しを向ける調教師が憎い。僕を信じて僕に跨る騎手が憎い。僕の走りに期待して大切なお金を投げ捨てる人々が憎い。
本物が引退して、もう本当に永遠に彼を追い越すことが出来なくなってしまったのが唯一の救いだ。もう、夢を見る必要すらない。
叶わないんだ。敵わないんだ。ほっといてくれないかな。
だから、僕は全ての人を裏切り続ける。
馬という、ただ走るだけしか出来ない生物である僕なりの、これは、テロ。
憎むべき全ての人間へ向けた、ささやかな犯行。
でも、それもきっと長くは続かないんだろう。宝塚記念での僕の人気を見ればわかる。
やがてみんな僕に期待するのをやめて、僕はひっそりと競馬界から姿を消すことになるのだ。そこには、期待に応えるチャンスも、期待を裏切る意義もない。ちょっとばかりのファンが、ありがとう、と便利な言葉で僕の引退を自然に受け入れていくだけだ。それは何も無いに等しい。それなりに強かった平凡な馬が平凡に掴むことのできる、平凡な日常。
結局僕は何者でもなかったのかもしれない。でも、何かが間違ってそれなりに強くなってしまった。まるで喜劇だ。一生のうちG1を一度でも獲れる馬がどれだけいる?僕は強かった。だから、期待してしまった。だから、負け試合が全盛期であることが許せなかった。でも、それは全部僕が弱いからだ。
みんな、どういうふうにしてるんだ?こんな、こんな……馬鹿馬鹿しくならないのか?
わからない。
永遠にわからないんだろう。
僕は、強く、しかし、強くなく、かといって、弱くもない。何でもない。このまま終わる。
だから、みんな、もう僕に期待するのはやめてくれないかな。みんなが期待するから、僕はいつまで経っても僕を見捨てることができないんだ。だから、さようなら。
おわり。

みんなといる

UFOキャッチャーで一生懸命緒方智絵里のフィギュアを狙って、落ちたとき、隣で見てた中国人が一緒に喜んでくれた。世界平和はここにある。つながる、みんなの輪。僕と、一緒に来てた友達と、色々教えてくれた店員さんと(申し訳ないことにその殆どを聞き流してしまっていたけど)、一緒に喜んでくれた中国人と。グルーヴ感あったね。でも、そんなみんなともいずれ別れる。グルーヴ感、は、すぐに消えてなくなる、すごく儚い。あとに残るのはどう考えても値段に釣り合わない安っぽいフィギュアだけ。世界平和の後にはなにも残らない。なにも残らないから、僕たちはまた争ってしまうんだね。先週から研修が終わってまた編集された僕の人間関係について想いを馳せる。新人の、なにもわからない僕に優しく色々と教えてくれるプロジェクトの人たち。でも、そこには研修であった、同期のみんなとの、激しいグルーヴ感、はない。そこにあるのはまた別のグルーヴ感だ。僕は考える。なんで僕たちは同じグルーヴ感を世界中のみんなで共有してその輪の中でニコニコ暮らしていけないんだろう?暮らし続けていけないんだろう?僕は考える、一人で。一人で考えている僕だけのグルーヴ感に包まれている僕。緒方智絵里とクローバーとか摘みに行きたいと思った。ハハノシキュウにお悩み相談出したからはやくお返事ください。

おわり。