いとぶろ

いとうくんの楽しい毎日

20190806(雨)_火

 どうも、いとうくんです。近頃すっかり性格が暗くなってしまいました。ほんとだよ。カフェとか入っても注文のときはメニューを指差すだけで頑なに喋らないし。知らない人に自分は何が好きとか何を求めているとか知られたくないので服屋とか行っても盲目のフリをします。「それ、色の切り返しがかっこいいっすよね!」「や、自分、目、見えないんで」クール。暗闇を孤独に生きるいとうくんの方がかっこいい。
 目が見えなくなったので最近は小説を読んでます。小説を読んでないときは漫画を読んでいます。プリチャンにうなぎが出たらしいですがテレビは観てないのでよくわからないです。唯一応援している現役馬、ノーブルマーズが先日の小倉記念で3着に粘り込んでて感動しました。唯一応援してる現役馬のロードヴァンドールは土曜日の札幌で悲惨な着順だったので悲しかったです。

 

浦賀和宏『緋い猫』
神神神。
『天気の子』を観て、あ、これアリになるんだ、と勇気を貰った僕ですが、本書からも同様の励ましをいただきました。あ、これアリになるんだ。クソワロタ。猫や人が酷い目にあう話だったのでよかったです。ありがとう浦賀くん!もううらがかずひろのことしか信じられない。

 

はらだ『ワンルームエンジェル』
天使天使天使。
天使が僕好みの男の子なので感動しました。主人公が僕と同じ名前なので勃起しました。絡みはないのでそういうのが苦手な人でも3000回は繰り返し読めると思います。僕は5000回読み返しました。みんなはどう?どう?

 

三秋縋『君の話』
祈り祈り祈り。
それは切実さで、だけど本当には祈りという言葉でしか表せない何かなのだ。女の子が死ぬ話が苦手なのでB面序盤までしか楽しめなかったのが残念でした。個人的な好みを抜きにすれば300点。個人的な好みでいえば3000点くらいです。

 

海猫沢めろん『夏の方舟』
愛愛愛。
文庫本になったので再読しました。うっとり。収録されている作品全部が愛おしい。なかでも「こどもたちの素数」が一番好きです。あと、電車の中でベルトがダサいと女子高生たちに陰口云われる場面から始まる小説が思い出せなくてずっとモヤモヤしていたのでスッキリしました。ありがとう、めろん先生。

 

 他にも『えれほん』『春と盆暗』『超動く家にて』『青い春』『ポジ』『ネガ』を読みました。順不同著者名感想略です。

 来週から5連休ですが世間は10連休とかある人もいるみたいですね。死ね。僕より多く休む人間は死んだほうがいい。5連休もないような人たちはかわいそうなのでみんな死んでください。さようなら、みんな。真面目にBL小説を書きたいので誰かおすすめのBL小説を教えてください。主人公が気持ち悪いやつがいいです。

おわり。